これからの社会はテクノロジーの発展とともに、「知識」を仕事としていた分野が次々とAIに乗り替わっていくはずです。しかし、皆さんが住み、生活している「街」はどうでしょうか?私たちが生きている“リアルプレイス”が失われることはありません。リアルプレイスには【いま、ここでしか体験できない価値】があります。そして、その価値を最大限に引き出すことができるのが飲食業ではないでしょうか?
私たちMOTHERSは小さな街の個店、つまりストリートから生まれ成長をしてきました。いつもそこに住む人々、街と寄り添いながら共に生きてきたのです。
だからこそ私たちが出来る「みんなと繋がりながら食で人生をデザインすること」を皆さんに提案しながら、その向こうにある「喜びの創造」に幸せを感じられる若い方々、業界の将来に夢を持って仕事に取り組んでくれる若い方々と一緒に、誇りを持って新しい飲食業の在り方を創り上げていきたいのです。
私たちは街の片隅の個店から始まり、現在ではホテル内レストランの運営やプロデュースを実践させて頂くまでになりました。そしてそこで培ったノウハウと誇りを胸に、さらにもう一歩先へと歩みを進め、2025年よりホテル分野進出へとチャレンジいたします。
「レストランを入口としたホテル」、“食”をキーワードとした新しいライフスタイルホテルには注目が集まっており、私たちの経験やノウハウを未知の領域で生かす大きなフィールドに乗り出すのです。業界に先んじてホテル経営にチャレンジすることを通して、新たなホスピタリティ産業としてのビジネスモデルをカタチにしていきます。
私たちは「食」がさまざまな課題や社会問題を解決するツールになり得る事を実感しています。何故なら「食」というのは生産者と深い繋がりを持つことができる事がその大きな理由の1つです。今まさに取り組んでいる「食×地方創生」について少しお話しさせてください。阿蘇の雄大なカンデラを望む、とある村における牧場とお土産店舗。ここには素晴らしい乳牛がいて、その乳牛が食べる牧草を自ら育てる農業、そこで力強く生活する人々がいます。しかし、どのようにその素晴らしい場所を人に知ってもらい、立ち寄ってもらえる場所にするのか、このような事に悩みを持つ自治体があります。私たちはその場において、そこにしかない「食」と「味」の場を創ることで新たな体感を生み、賑わいをもたらすチャレンジを行なっています。その場で作ったチーズ、地産の素材をふんだんに使った「食」をフックに新しい6次産業のカタチを形成していく取り組みです。その場は段階を生みながら「食育」という子供の教育の場となり、そして、その雄大な土地で美味しいお肉をBBQで頬張りながらグランピングを楽しむ、といった新しい大人のエンターテイメントの場と昇華させていき、地域の雇用創出にも寄与していけるプロジェクトとして頑張っています。
いかがでしょうか?「食」がただの「飲食業」ではなく、その広がりや社会との繋がり、貢献に役立っていけるツールとなり得ることが少しお分かりいただけたでしょうか?
MOTHERSは企業になるのをやめ、プラットフォームになることを決めました。
このように、MOTHERSは街のレストランからスタートし、今では様々な一次産業の方々、流通、不動産、教育、自治体、その他様々な分野の方々との繋がりを構築するに至りました。私たちが目指す在り方は、企業、そして企業人ではありません。つまりMOTHERSは、皆さんに頑張っていただける限り、様々な分野にアクセスできる「食のプラットフォーム」として活用いただける為に、その活動の幅をどんどん広げているのです。
皆さんは誰かと同じである必要はありません。このプラットフォームのどこかで活躍できる「得意」を見つけ、その得意を伸ばして生き抜く力としてもらえればいいのです。
その環境を整える為に、組織内においては中間管理職を撤廃し、利益を社員へフェアに分配する仕組みを取り入れる実践を行なっています。
皆さんが当社の理念や思想を理解して頂いている限り、いつでもこのプラットフォームにアクセスができ、そして「選べる人生」を皆さん自身でデザインすることができるのです。
MOTHERSへ入社する決め手はなんでしたか?
将来レストランオーナーになることが夢だったのですが、社長に魅了されたのが選んだ理由です。タイミングよく、その頃のMOTHERSには僕と同世代の社員が少なく、ここならマネージャーになってお店を任せてもらえる日は近いかもしれない、とも思い扉をたたきました。
僕はもともとアルバイトで入社しました。富山出身なのですが、飲食業をしている叔父に「MOTHERSさんで修行してこい」と言われたのがきっかけで、まずは食事しに来たんです。
ここで働こう、と思ったのは料理!?
料理は確かに、美味しかったです!あと、店員さんの気配りだったり、居心地がいい雰囲気だったり、また来たいなって思える感じで、叔父さんが言っていたのはこれか!と思い、ここで修行させてもらうことにしました。
僕もね、入社する前に食事にきたことがあって。その時は、おしゃれでおいしいイタリアンだな、くらいにしか思ってなかったんだけど、なんかすごく印象に残ってて。多分、この空間そのものがすごく魅力的だったんだと思うな。社長もよく仰ってるけど、MOTHERSが提供しているのは、料理だけじゃなくて家具やサービスなど、お客様が体感する空間そのものだよね。それが僕の目指していきたい方向性とも合致して、MOTHERSに入りたいなと思いました。
今後の目標を教えてください!
入社したての時は、飲食店経営のノウハウをとにかく学ぶぞ、くらいに思ってました。いい上司に巡り合えて目指したい姿がとても具体的になり、今は、布田さんみたいにお店を任せてもらいたいな、と思ってます。
スタッフが楽しんで働けるお店は、お客様も楽しい時間を過ごしていただけると思います。お客さんが遊びにいく感覚でお店に来てもらえるような、街に好かれるお店をつくりたいので、まずはスタッフが楽しんで働ける職場づくりを学んでいきたいなと思います。今、そんな職場を作ってくれている布田さんは僕の憧れの存在です!
山下くんは学びたい意欲すごくあるもんね。20代のうちは、その勢いでいろんなことを吸収してほしいな。主体性持って動いてくれてるところは、もうすでに立派なので、その調子でスキルアップして欲しいな。
すごく褒めていただいて、モチベーションアップになります!
布田さんは今後の目標は何ですか?
僕は、THE KNOTホテル内の3店舗を統括するポジションに就くことですかね。MOTHERSは今、ホテルレストランの出店を広げているので、会社の今後を考えると、ここで実績を作ることで会社の力になれるのかなと思っています。その最前線に立ちたいな、というのが僕の目標です!
どんな職場ですか?
ひとことで言うと、いい意味で距離が近いってところですかね。
年次関係なく仕事とかプライベートのこととかを話したりもします。コミュニケーションは割と活発な方だと思います。
この間は、ちょっとプライベートで落ち込んだことがあったんですけど、特になにも言ってないのに、鈴木さんが「どした?なんかあったか?」と声をかけてくださったんですよ。
毎日顔見てますからね、「おはようございます」の声のトーンで察しますよ(笑)悩みって、大小かかわらず話すとスッキリすることが多いですからね。僕でよければ、話聞くよ、みたいな。
話しやすいというか、すごく話を聞いてくださるので、鈴木さんには何でも話しちゃいます(笑)あとは、ちょっとした提案なんかも聞いてもらえたりします。僕は前職も飲食業で、上下関係の厳しい職場だったので、職場環境のこととか、料理のこととか、思ったことがあってもなかなか言い出せなかったんですが、MOTHERSは小さな声も拾ってくれるところが、転職して一番驚きました。
アイディアなんかは、僕一人で考えててもいいものは生まれないですしね。もちろん、ダメなことはダメと判断しますが、いいなと思ったものはその場ですぐ取り入れます。発案者からみんなにLINEで共有してもらうようにしていて、みんなでいい職場にしていけるようにすることは意識しています。
アイディアも、全部が全部NOではないし、むしろブラッシュアップするアドバイスなんかもいただけたりして、学びにもなるし、「僕がアイディア出していいんだ」と思えるので、楽しんで仕事してます!
今後の目標を教えてください!
MOTHERSで社員として働いている子は、将来独立やキャリアアップを目指している子が多いと思っています。僕の役割は、「経営者の育成」で、そういった子たちの夢が実現できるように教育していくことかなと。
料理は、やればやるだけスキルアップできますが、マインドの部分は、個性に影響されることがほとんどです。僕はよく、「善人であれ」と言いますが、その志で将来リーダーになれば、どこに行っても活躍できると思うので、全力でサポートしていきたいと思います。
僕は、今はまず実力をつけたいなと思っています。
同世代でも役職を持っている人もいたりして、MOTHERSでは、自分の意志次第でキャリアアップが叶うことはよく知っています。
料理のことはもちろんですが、礼儀や人から見られる意識といった「人間的な部分」のスキルを勉強中なので、そのベースをしっかり固めたいと思います。
そうだね。君たちがMOTHERSでリーダーになって活躍してくれるのが一番うれしいけど、転職したり社会に出たときに、他で勉強してきた人たちに負けちゃうのが、僕はとても悔しいな。挨拶って当たり前だけど、印象を左右するパワーポイントだから、すごく重要だと思う。どこに行っても前線で活躍できる人材になってほしいから、いい印象を自然に作れるようにこれからも指導していきます!
「なんてカッコいい仕事なんだろう!!」
私がこの仕事を志したキッカケの瞬間を今も覚えています。
当時、大学生だった私の周りの環境に新卒での就職先に「飲食業」という選択肢は珍しかったかと思います。
だからこそ、その時芽生えた「飲食業の地位向上をしたい」という実現させたい夢。
あれから10年が経ちますが、今も人事として採用・教育を通してMOTHERSの未来、そしてそこで働くスタッフと真剣に向き合うことで、一本の線として繋がっています。
あなたが実現したいことは何ですか?
『レストランオーナーになりたい』
『自分の店舗を持ちたい、』
『一人前のシェフになりたい』
『お客さんが自分に会いに来てくれるような人を目指したい』
想いは様々、新卒・中途、年齢も様々で形は問いません。
それにかける想いがあればMOTEHRSには挑戦できるフィールドがあります。
上記のコンテンツにここ数年でのMOTHERSの今の体制や方向性について触れましたが、少し難しく感じる方もいらっしゃったかもしれません。
あれはMOTEHRSが上へ上へと成長していく為の取り組み、スタッフがより豊かになるための取り組みです。
その過程で、大きくなる組織に対して下からしっかり根を張ることも今とても重要です。
保村の言う「僕らは理念に共感してくれる限りは誰も置いていくことはしない」という想いが共通認識として根底にあるからです。
取り組みを一つご紹介すると
現在MOTHERSは150人近くの社員が集まっています。
私自身も人事として、毎月必ず全社員(若手、中堅、マネージャー)と会議の場以外に、社内行事として食事会、遊びや旅行等を通してコミュニケーションを取ることにしています。
それぞれの世代で今頑張っていること、抱えている事は様々です。
それを会社全体としてキャッチアップすることによって、個人や店舗では解消できない悩みや不安も解決することができます。
地方、海外と急速に出店計画がある中、世代を問わず繋がりを強くする事が今とても重要です。
より良い会社にしていく為の社内制度や福利厚生等もこういった声から仕組みとしていく流れができています。
社員の皆がMOTHERSの一員であることに誇りを持てることが私たちの強みとも言えるでしょう。
飲食業で働く人は、カッコイイ!!そんな世界観に共感してくれる方は是非、お話を聞かせてください。
皆様にお会いできることを楽しみにしております。