PHILOSOPHY

大切にすること

事業ぜんぶを分かってなくてもいい。会社の展望が見えてなくてもいい。
でも、これだけは深く知ってほしい、MOTHERSのこころと伝えたいこと。

MESSAGE
伝えたいこと

ブイヤベースには、岩のりのリュスティックが最高に合う。
ぜひ一緒に食べて欲しいから、と
担当する卓ではないのに走ってとりにいき、
提供する社員がいる。
お客様が前のメニューを食べている途中だから、
あと1分提供するのを待ってくれ、
と本気で喧嘩をし始める社員がいる。
凛とした店内の空気をつくるため、
テーブルのズレがないか膝を床につけて確認し、
寸分の狂いも許さない社員がいる。

正解もなければ、マニュアルもない。
その日、その時、その瞬間にできる最大限のことを、
足を運んでくださったお客様の
心の背景まで想像して実行する。
いま、自分にできることはなんだろう。
もっと、喜んでいただくにはどうすればいいんだろう。
そうやって目の前の一人ひとりのお客様に心を尽くし、
お迎えするのがMOTHERSで働く全員の役割です。
効率重視の時代の中で、あえてその真逆をいく。
それがアナログで、フィジカルな体験を提供する
飲食店が追求すべき本質的なことだと思うから。

目の前の一人を、必ず幸せにする。
それは必ずしも、レストランに足を運んでくださる
お客様のことだけではありません。
食材を提供してくださる、産地の方のために、
食を通じた地域創生のかたちを生み出すこと。
日本に訪れた方と、その場所に住まう人が
混じりあい、交流が生まれる仕掛けをつくること。
そして、働く一人ひとりが飲食業という
仕事の醍醐味をずっと味わいつづけられるような、
報酬や働き方のあり方をアップデートし続けること。

関わる全ての人の幸せをつくる。
そんなことを言うと、青臭いと言われるかもしれない。
そんなことは、不可能と言われるかもしれない。
でも、だからこそ、そんな未来をつくるために。
少しでも多くの、目の前の一人の心を震わせていく。
そう信じ、進みつづけていくMOTHERSです。


心を尽くす。
 心を震わせる。
MOTHERS inc.

PHILOSOPHY
果たすべきこと

美味しい料理といいサービス
飲食の変わらない本質だけを
追求する

美味しい料理と
いいサービス
飲食の変わらない
本質だけを追求する


美味しい食事。心地の良い空間。隅々まで心の行き届いたサービス。良い飲食店とは、とてもシンプルでこの3つが揃っているかどうか。私たちは、そう考えています。そして、そうした場所をつくり、お客様にとって良い時間を楽しんでいただくことが、飲食業の本質なのだと思っています。

簡単そうに見えて、実はとても難しい。すべての店ができるものではない。だからこそ、私たちはそれを果たすことにこだわります。人と人とが膝を付き合わせ、話し、笑顔が生まれる。オンラインでは決して代替できない価値が、そこにはある。そして、それこそが、飲食業を仕事にする喜びでもある。ここに来ると幸せになれる。またここに来るために、頑張ろうと思える。それこそが、私たちが何より得たいものであり、存在する意味なのだと思います。

実際、マネージャーたちが集まって話すことといったら、働く人のことと、お客様のことばかり。きっと、売上のことを話すのがふつうだと思います。でも、ありがたいことに多くのお客様に足を運んでいただき、売上は右肩上がり。これはお金のことではなく、自分たちはどれだけお客様に心を尽くせたのだろうか、を本気で話し合ってきた成果。そして、MOTHERSが飲食業の本質を果たせている、という何よりの証拠なのだと思うのです。

PHILOSOPHY
果たすべきこと

CEO INTERVIEW
追い求めること

飲食業の年収の壁と、長期雇用の壁
MOTHERSの経営は
それを壊すための25年だったんだと思う

飲食業の年収の壁と
長期雇用の壁
MOTHERSの経営は
それを壊すための
25年だったんだと思う

代表取締役 保村 良豪



私がこの業界に入った頃、飲食業界はまだ「水商売」と呼ばれることもあり、給料は上がらず、40代、50代になった先輩たちはいつの間にか現場から姿を消していく。当然、自分自身も将来の姿なんて描くことができませんでした。

その理由の一つが「企業価値の最大化」の名の下、株主しか幸せになっていないという実情。会社が大きくなり、株主は豊かになる一方、働く人の待遇や長期的なキャリアの不安は変わらぬまま。これを無視していては、飲食業界で働きたいという人なんて、いなくなってしまう。だからこそ、MOTHERSは株主を幸せにする会社ではなく、お客様を幸せにする会社であり、働く人を一番に幸せにする会社にしようと決めました。
ひとつの成果として、昨年、責任者クラスで年収800万円~1000万円、幹部クラスで年収1000万円~2000万円という、飲食業界では不可能だと言われていた給与水準を実現することができました。なぜ、実現できたのか。その理由の一つがビジネスモデルの転換です。


企業全体の売上を上げるために店舗を増やそうとすれば、当然大きな投資資金が必要になります。この「自分たちで投資をして、回収する」ビジネスモデルでは、投資分の回収までに時間がかかり、結果的に人件費に資金を当てることができない。これが、飲食業界で働く人の給与が上がらない大きな要因です。しかし、2016年ごろを境にホテル内にあるレストラン運営の依頼をいただくようになり、初期投資の必要なく店舗運営ができるように。つまり、利益をすべて人件費に回すことができるようになったのです。現在ではレストランだけでなく、MOTHERSのサービス力を評価していただき、ホテルの運営も任せていただけるようになりました。今後はホテル業に本格的に進出し、ビジネスホテルのリノベーションと「食」によるバリューアップによって、売却益を得るビジネスモデルづくりも計画しています。

キャリアの観点でいうと、多くの企業では、50歳、55歳を過ぎて管理職でいられなければ、次の仕事を探さなければならない現実があります。こうした流れは、これから多くの企業で起きていくでしょう。一方、飲食業は、一次産業、二次産業とつながりものづくりを行う余地があり、そこにキャリアの選択肢を生み出すことができます。

実際、熊本県でチーズづくりに取り組んだり、畑で野菜をつくったりすることも始めました。50~60代で現場を離れた人たちが一次産業の役割を担い、そこで生まれた食材を、現場のシェフたちがレストランで美味しい料理へと紡いでいく。そんな循環ができたらいいな、と本気で思っています。一次産業やホテル運営に参入することで、人が循環し、長期にわたって活躍できる組織へ。次の仕事に悩み続けなければならない業界は、もう終わりにする。そんな想いのもと取り組んでいます。

最後に、私は長らく日本のサラリーマン社会に疑問を持っていました。上司の顔色を伺って仕事し、一つの判断にもお伺いを立てにいく。自分の会社で働く人には、そうはなって欲しくないし、自分の意思で、自分の好きな道を選び、自分の人生を豊かにして欲しい。そのためのプラットフォームがMOTHERSであり、「選べる人生の選択肢」を多様に示し、新たなチャレンジをしたいときにも会社を辞める必要がない。そんな状態をつくることが、私の使命だと思っています。